2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

民事訴訟法編(最判45・12・15)

昭和45年12月15日 最高裁判所第三小法廷 判決 売買代金請求主 文原判決を破棄し、第一審判決を取り消す。本件を東京地方裁判所に差し戻す。 理 由 上告代理人大竹謙二の上告理由について。記録によれば、本訴は、上告人より被上告会社を被告として提起…

民事訴訟法編(管轄、訴訟能力)

(管轄の合意) 第11条 当事者は、第一審に限り、合意により管轄裁判所を 定めることができる。2 前項の合意は、一定の法律関係に基づく訴えに関し、かつ、 書面でしなければ、その効力を生じない。3 第一項の合意がその内容を記録した電磁的記録によっ…

よく間違える自首 刑法編

自首は「西洋の法制には見られない東洋特有の刑法的伝統である。佐伯千仭 四訂刑法講義(総論)引用」(自首等) 第42条 罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる。2 告訴がなければ公訴を提起することができ…

民事訴訟法規則

民事訴訟法規則53条第二編 第一審の訴訟手続第一章 訴え(訴状の記載事項・法第133条) 第53条 訴状には、請求の趣旨及び請求の原因(請求を特定するのに必要な事実をいう。)を記載するほか、請求を理由づける事実を具体的に記載し、かつ、立証を要…